設備の寿命 ~給湯器編~

お世話になっております。
設備だけでなく家電も買い替え時期が近付いて来ていることに日々怯えている、暮らし家の橋口です。
子育てに一番お金がかかる時期だってのに。

今回の投稿は、タイトルにもあるように設備の寿命について書きます。

設備の中でもハイブリッド給湯器というガス給湯器の話です。
近年、陽の目を浴びるようになってきた給湯設備です。

最近給湯器のリモコンに、エラーコードが表示されるようになりました。
急に水しか出なくなったのでビックリ。
電源を入れなおせば普通にお湯は出ますが、エラーコードは消えません。
しばらく現実を見ないようにそのまま使い続けていましたが、心配になって一応メーカーに問い合わせ。

数日後に担当の方が来て下さり、出張費をしっかり取って下さり、隣の神社を参拝して下さってから帰っていきました。
エラーコードは無事に消えましたが、根本の解決はしておりません。

ちなみに給湯器には数種類があり、それぞれ以下のような特徴があります。

【エコキュート】
電気でお湯を沸かす、現代の戸建て住宅の中で最も多い給湯器。
太陽光や蓄電池と組み合わせると、環境負荷も減らせて経済的にも負担が少ない。
デメリットは貯水タンクに貯まったお湯を使い切ると、お湯切れを起こす。
シャワーの水圧が、ガスに比べて弱い。男性陣からは水圧に対する不満も少なくない。
370ℓと460ℓがあるので、家族が多い場合やお湯を結構使う家庭は460ℓがおすすめ。
【ガス給湯器】
エコジョーズなどのガスをエネルギーにした給湯器。
お湯切れの心配もなく水圧が強いため、強めのシャワーが好きな方や、お湯の心配をしたくない方におすすめ。
デメリットは環境負荷が大きい、オール電化に比べてランニングコストが高い。
また近年の高性能住宅を対象とした補助金を使用する場合に、性能面でかなり不利になる。
【ハイブリッド給湯器】
電気とガスの良いとこ取り。 
電気の経済性と、ガスのパワーとお湯切れの心配がないのが特徴。
高性能住宅を対象とした補助金にも有利なる。
デメリットは、エコキュートやエコジョーズより設備自体が高額。
【エネファーム】
ガスでお湯を沸かすときに生じる静電気を利用して電気を作ってしまう、自宅にある小さな発電所。
エネルギーのロスが少なく発電も出来るため、環境負荷がとにかく小さくて済みます。
また停電時でも、ガスも電気も使えてしまいます。
でもしっかりデメリットもあり、とにかく本体が高い。
そしてガスヒーターや乾太くんやガスの床暖房など、ガスを沢山使う人はお得ですが、そんなに使わないのであれば差額の元を取れない可能性も。
自分が暮らす、南国鹿児島では差額をペイ出来ないことも考えられます。

このような設備の寿命は10年前後と言われています。
自宅は建てて9年目なので、「ちょっと早いんじゃない?」と思っていました。
しかし製造年月日を見ると、まさかの11年目。
この業界にいると建材屋さんから型落ちの製品を安くで卸してもらえたりします。
最近はそのようなことは無くなってきて、意外と型落ち品は回ってきません。
恐らく大手のネット販売系の方に流れているんじゃないでしょうか?

当時のハイブリッド給湯器は、需要はおろか認知もほとんどありませんでした。
そのため前年の在庫が残り易かったのかもしれません。
あまり建築に興味のない住宅関連の人にハイブリッド給湯器の話をしても、「何それ?美味しいの?」ぐらいの認知でした。(実際食べれるのか聞かれたことはありません。脚色したことを認めます。)

まだあまり出回ってないけど、コレは良さそうだ!
一丁試してみるか!と思い、自宅で採用してみました。(勧める前に自分で試すタイプです)
ハイブリッド給湯器は初期費用こそ他の給湯器に比べて高額ですが、その差額は数年でペイしてテイ!してヘイ!出来るぐらいランニングコストが少なくて済みました。優秀です。

そんなハイブリッド給湯器にもついに寿命が来ました。
ハイブリッド給湯器とエコキュートはザックリ言うと、「貯湯ユニット」と「ヒートポンプユニット」の2つの設備に分かれています。
今回故障したのは「ヒートポンプユニット」の方。つまり「貯湯ユニット」は交換の必要は無し。
その中でも故障した箇所が、部品交換の出来ない箇所。「ヒートポンプユニット」丸ごとの交換です。
基盤などの交換可能な箇所だったら最低限の費用で済んだのですが。
ミーはショックです。

経年劣化に合わせて、沿岸部に住む自宅のハイブリッド給湯器の内部はサビだらけ。

現状を言うと、お湯は普通に出ます。
部品が壊れたことによってハイブリッド給湯器の強みを失った、ただのガス代の高い給湯器になりました。

高いけどヒートポンプユニットを交換するか、出費の落ち着くタイミングまで普通のガス給湯器として使うか。
迷うところですね。

長女は県外の大学2年生。次女は来年から県外の短大。三女も高校進学。
ゾッとする話、もしくは本当にあった怖い話です。

今ほど住宅が高くない頃に自宅を建てていたことが、不幸中の幸いです。
ちなみに出費が多いことに関しては自分達の選択なので、仕方がないと思っています。
悲劇のヒロインにはなってませんよー。

少し営業っぽくなりますが、リフォームやリノベーションも視野に入れてみてはいかがでしょう?
新築戸建てだけが住宅ではありません。

もちろん新築ほどの性能を出すのは難しいですが、ご自身の生き方に合わせて最適な選択をしていくのも良いと思います。
しばらくしたら新築戸建て住宅が当たり前の時代も終わっていくことが濃厚です。
そこに関しては、建築関係者のほとんどが分かっていると思います。

新築が建てられなくなり、いざ中古住宅を買ってリフォームしようと思った時には良い物件が残っていないかもしれません。
もしくは不動産屋さんや資本力のある人達が先に買って、利益を乗せて高めに販売される可能性もあります。

新築だろうがリフォームした中古住宅だろが、メンテナンス費用は生涯必要になってきます。
全てがメンテナンスフリーということはありません。
その時に、最初からカツカツの資金計画で建てた新築戸建てか、中古をリフォームして少し余裕を持っておくか。
新築の戸建てを否定するつもりはございませんが、新築で建てた家も中古住宅になります。

営業トークや思い込みに縛られず、ご自身に合った暮らしづくりが出来ることを祈っております。

暮らし家では、リフォーム・リノベーション・小屋づくり・物置づくり・外構・空き家管理など、建築を中心に暮らしに関わる色々なことをお手伝いさせていただいております。

暮らし家の雰囲気は、フランクでラフです。
不安なことや分からないことなど、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

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