「その道を、いつか誰と歩きたいか」

今、暮らし家は2人です。

たぶん、しばらくは2人です。

でも、自分たちがこれからやりたいことを考えると、
いつか2人ではできなくなると思っています。

建築。
設計。
現場。
経理。
広報。

もしかしたら、
今はまだ名前すら付いていない仕事もあるかもしれません。

そのときは、
暮らし家で一緒にやってくれる人を探すと思います。

ただ、
自分自身はあまり
「一緒に働く人」という感覚ではありません。

もっと近いのは、

一緒に日々を生きていく人。

仕事をする。
ご飯を食べる。
ものをつくる。
誰かを助ける。
遊ぶ。
失敗する。
また考える。

それを全部ひっくるめて、
暮らしなんだと思っています。

■ 「働く」と「生きる」を分けすぎなくていい

昔の人は、
今ほど「仕事」と「暮らし」が
きれいに分かれていなかった気がします。

畑をする。
家を直す。
近所の人を手伝う。
ものをつくる。
ご飯を食べる。
休む。
遊ぶ。

全部が生活の中に混ざっていた。

もちろん、
今の時代にそのまま戻るのは無理です。

自分自身も無理です。

便利なものは使いたいし、
仕事と休みの区切りが必要なときもあります。

でも、
働くことだけを切り離して考えるより、

「どう生きたいか」の中に
仕事もある。

そのくらいの感覚でいいんじゃないかと思っています。

■ 自分自身は、かなりのおふざけ人間です

先に言っておくと、
自分自身はかなりの「おふざけ人間」です。

くだらないことも好きだし、
ふざけるのも好きです。

立派な大人とは真逆の人間です。

でも、
だから何でも適当でいいとは思っていません。

約束は守る。
人に迷惑をかけない。
やるべきことはちゃんとやる。

モラルは大事です。

ただ、
モラルがあることと、
堅苦しく生きることは別だと思っています。

自分が大切にしたいのは、

モラルを持って、
ふざけて、
楽しむこと。

できれば、
ずっと遊んでいたい。

遊ぶというのは、
仕事をサボるという意味ではありません。

面白がること。
試してみること。
失敗して笑うこと。
夢中になること。

そんな意味です。

■ 「100点」は、見る場所によって変わる

自分は会社員時代、
いろいろな部署や立場を経験してきました。

設計。
現場。
営業。
経理。
経営。

ひとつの分野をずっと深く極めてきたというより、
いろいろな場所を見てきたことで、
深さよりも幅を得た感覚があります。

その経験から感じたのは、

「その部門にとっての100点」が、
会社全体にとっての100点とは限らないということです。

設計だけで見れば正しい。

現場だけで見れば正しい。

営業だけで見れば正しい。

経理だけで見れば正しい。

でも、
別の立場から見れば
それが正解ではないこともある。

だからこそ、
暮らし家では
ひとつの物差しだけで考えたくありません。

家も同じです。

性能だけ。
デザインだけ。
金額だけ。
施工性だけ。

どれかひとつが100点でも、
そこで暮らす人にとって100点とは限らない。

いろんな目線を持ちながら、
その人にとって何がいいのかを考える。

自分たちは、
そんな仕事をしていきたいと思っています。

■ 暮らし家の進む道は、たぶん遠回りです

暮らし家がこれからやりたいことは、
建築だけではありません。

廃材をストックして、
DIYできる場所をつくる。

ものを直す。

植物を育てる。

人が集まる。

建築というハードと、
暮らし方というソフトの両方を扱う。

たぶん、
ビジネスだけを基準に考えると
効率の悪いこともたくさんあります。

すぐにお金にならないこともあると思います。

遠回りもすると思います。

ありがたいことに近道は無さそうなので、

寄り道。
あぜ道。
けもの道。

そんな道を、
楽しみながら進んでいきたいと思っています。

■ だから、必要なのはスキルだけじゃない

もちろん、
建築ができる人も必要になると思います。

設計ができる人。

現場ができる人。

経理ができる人。

広報ができる人。

そのほかにも、
これから先、
いろいろな役割が必要になると思っています。

でも自分たちが一番大事にしたいのは、

「何ができるか」だけではありません。

暮らし家が大事にしたいことを、
なんとなくでも共有できるか。

まだ使えるものを大切にしたい。

困っている人がいたら助けたい。

人間だけに都合のいいものではなく、
少し広い目線で考えたい。

自分たちで暮らしを育てたい。

面白いことをやりたい。

そんな感覚です。

■ 今すぐ求人するわけではありません

今すぐ、
暮らし家で誰かを募集する予定があるわけではありません。

しばらくは、
2人でやっていくと思います。

でも、
自分たちがやりたいことが少しずつ形になれば、
いつか必ず2人では足りなくなると思っています。

そのときに、

「初めまして」

から始めるより、

今のうちから
暮らし家を見てくれている人。

たまに話す人。

現場に遊びに来たことがある人。

一緒に何かをしたことがある人。

そんな人たちの中から、
自然と何かが始まったらいいなと思っています。

建築の人でも、
そうじゃなくてもいい。

今すぐ転職したい人じゃなくてもいい。

学生でもいいし、
別の仕事をしていてもいい。

いつか何かを一緒にやるかもしれないし、
やらないかもしれない。

それでもいいと思っています。

もし、

「なんか分かるな」

と思ってくれる人がいたら、

今のうちから、
仲良くなっておきましょう。

遠慮なく絡んできてください。

仕事の話じゃなくても大丈夫です。

暮らし家も、
まだまだ途中です。

これから何になるのか、
自分たちにも全部は分かっていません。

だからこそ、
面白いんだと思っています。

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