お世話になっております。
外が涼しくなってきて、外で過ごす時間が長くなってきたんじゃないでしょうか?
自分は暑い時期も寒い時期も、大体デッキか庭にいるので一年を通して大体外です。
そんなこんなの暮らし家の橋口です。
突然ですが、みなさんジブリは好きですか?
映画という作品
キャラクター
風景
建築物
音楽
制作スタッフ
などなど魅力的な要素がてんこ盛りですね。
海外でも人気がありますが、日本人は特にジブリが好きな人がほとんどだと思います。
自分も子供の頃からジブリが大好きです。
宮崎駿監督も好きで、対談動画や関連書籍もよく見ます。
自宅に「ジブリの立体建造物展」という本があり、絵や文章が好きで定期的にパラパラめくっています。
以前はあまり気に留めなかったのですが、その本に書いてある言葉に深く共感しました。
●「家というのは、そこに住んでいる人間がどういう気持ちでそこに住んでいるかによって、良い家かどうか、雰囲気が決まるようなきがします。」
●「だから、建物の建てられ方というよりは、建物の住まわれ方に興味があるんです。」
●「僕は建物に対する興味というよりは、建物に入っている人間のほうに興味がある方だと思います。」
まさしく!
本当にそう思います。
住宅会社で働いていた時お客様に、「どんな家を建てるかより、どう暮らしたいかで考えた方が良いですよ。」ってよく言ってました。
外から持ってきた情報で考えるのではなく、自分の内側から出てくる”好み”を基準にした方が良いって。
よく、「飽きの来ない家が良い。」という人がいます。
いっぱいいます。
でも多分飽きの来にくい傾向のある提案は出来ても、飽きがこないのは本人でないと分からないと思います。
飽きの来ない家が欲しいなら、”好み”を掘り下げて考えた方が良いと思います。
自分の価値観も年齢や経験によって変わるので、若いうちの家づくりはお勧めしないです。
住宅業界の人は、若い人の方がローンが通りやすいので、家は早い方が良いという神話をしたがりますが。

話が脱線していきそうなので戻しますが、自分も建築物より、そこで暮らす人や暮らし方に興味があります。
もちろん建築物も好きですよ。
だから○○工務店や○○建築ではなく「暮らし家」という名前だったんです。
何か特別なことを成し遂げた人や、特別に見える人ではなく、その人なりの生き方が滲み出ているのがいい。
そして、そういう人の話を深く聞くのが楽しい。
・育った環境は?
・家族構成は?
・今までどんな人と出会って、その時どんな風に感じた?
・行った場所は?
・部活は?
・遊びは?
・見てきたものは?
話を深く聞いてみると、自分では考え付きもしない感じ方をしていたりもする。
苦手だと思っていた人も、嫌いにはなれない。
十人十色、人生色々ですね。
これからより一層、暮らしを根本から良くして行ける仕事をしていきたいです。