小物も楽しむ

みなさんお世話になっております。
いまだに自分が朝型なのか夜型なのか分かってない、暮らし家の橋口です。

後輩の事務所のトイレをリフォームした時に、トイレットペーパーの予備が適当に積んであるのが目に付きました。

これは一手間加えたいと遊び心が疼いてしまい、廃材でペーパーホルダーを作りました。

そんなに大した手間ではないですが、一工夫するだけで少し楽しい空間になります。

暮らし家は、木材の切れ端を廃棄するのではなく、何かしらに再利用します。

このような時に、木材の切れ端は役に立ちます。

パーマカルチャーや循環や持続可能の精神です。

コレがストックしていた廃材です↓

まずはトイレットペーパーが2つ入る寸法にカットして、表面を研磨していきます。

その後、取り付けた時にビスでカタカタならないように薄く座掘りをします。
見えない部分なんですが、この細かい工夫が使いやすさや日々のストレスを軽減させます。

もう一度ペーパーで研磨して、塗装が綺麗に塗れるようにします。
次に塗装をしますが、家に余っていた、内部用の油性塗料を塗ります。

塗料には油性と水性があり、その中でも細かく特徴があります。
今回は細かく書きませんが、用途や使用箇所に合わせてお選びいただければと思います。

これが油性塗料を塗った状態で、2回塗ってます。
木材は色の入りにバラツキが出ますが、あまり細かいことは気にせず行きましょう。
自然の摂理です。

いつもはここで終了ですが、気分でニスを塗って仕上げることにしました。
油性塗料が乾いてからニスは塗った方が良いです。
油性塗料の渇き時間は、塗料に記載してある目安を参考にしましょう。
自分の場合は、その日はニスを塗らずに次の日に塗りました。

これがニスまで塗った完成形です↓

少し光沢が出て良い感じに仕上がりました。

豆知識ですが、油性塗料の上に塗るニスは、油性のニスを使いましょう。
油性塗料の上に水性のニスはNGです。
水性塗料の上に油性のニスはOKです。

水性と油性で効果や匂いに違いがあるので、ここも用途などに合わせて、しっかり調べて塗料を選びましょう。
分からない時はご連絡下さい。
分かる範囲でお答え致します。

最後に実際にトイレに付けたペーパーホルダーの様子です↓

既製品のペーパーホルダーとは少し違う、世界に一つだけのペーパーホルダーの完成です。
全体写真は1つ前の投稿をご覧下さい。

暮らし家ではリフォーム・リノベーション・小屋づくり・物置づくり・空き家管理などをメインで行っております。

特に遊び心や世界観を前面に出したリフォームが得意ですので、ご興味のある方は是非お問合せ下さい。

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