みなさんお世話になっております。
会社員を辞めてから、自分と同じ価値観の人達に囲まれる時間が増えている、暮らし家の橋口です。
先日夫婦で新米を受け取りに姶良郡湧水町に行ってきました。
お米を作っている方は「kiboriya」さんと言って、他にも木彫りのお皿などを作っている方です。
この木彫りのお皿は手触りが良く、染み込まずにサッと洗い流せるので重宝しております。
元々2枚持っていたのですが、お米を受け取りに行ったついでに、新たに1枚購入して帰りました。
写真の一番下に写っている平たいのが新入りです。

お米が美味しいのは勿論ですが、生産者から直接購入すると、尚更美味しく感じます。
その日の晩御飯で早速購入させていただいた新米を食べました。
同じ日に道の駅で買って帰った高菜と一緒に食べたら、控えめに言っても最高です。
この写真に写っているのが、新米ちゃんです。

「kiboriya」さんは他にも、パンを焼いたり木を伐採されたりと、とにかく日々忙しく過ごしてらっしゃいます。
工房は元々は馬小屋だったらしく、そこをご自分でリフォームして使っています。
生活レベル高すぎです。
人として当たり前の営みを送っている人の生活の場は、とにかく温かみがあり、その人の人生を感じることが出来ます。
そこに置いてある物も飾りではなく、日々使い込んでいる物達です。
物は人が使うことによって、このように味が出ていくんだなと、しみじみ感じました。


ただの木の椅子でさえも味が出てきています。
使い込むほどに、良い古道具になっていくのでしょう。

木を切り薪にして、その薪で火を起こし、自分で育てた食物を調理する。
昔の人は、このような人として当然の営みに必要なことを工夫しながら淡々としていたと思うと、いかに自分達現代人が貧弱か恥ずかしくなってきます。
暮らし家の理想の生活はこの様な暮らし方ですが、全員にこの水準を求めるのは難しいと思います。
自分自身も出来るかは分かりません。
ここまでは無理でも、日々の暮らしに少し自給自足要素を取り入れてみる。
そのような文化を作っていくのが暮らし家の役目です。
そのための、リフォーム・リノベーションや小屋づくりや空き家管理なのです。
まずはデジタルで結果を出していたものの一部をアナログに変え、プロセスを体験してみる。
それだけでも日々の暮らしの充実感が変わっていくと思います。
良い疲労感に包まれながらの眠りにつくのは最高ですよね。
「生きてるっ!」って感じです。
デジタルは結果を出すのには人間以上に向いていますが、アナログは人がプロセスを経験するのに向いていると思います。
プロセスを体験するメリットは、体系立てて経験できるので他のことに応用出来るとこだと思います。
結果を出すことだけに慣れてしまうと、その物事自体の良し悪しを考えられなくなるのではないでしょうか?
俗に言う、「自分で問いを立てる」ことが苦手になっていく気がします。
昔の人達はアナログオンリーの生活だったので、「自分で問いを立て工夫する」ことに長けていたのではないかと勝手に思ってます。
このような話を2時間ほどじっくり語り合う「kiboriya」さんとの時間はとても楽しく、正直まだまだ話足りないぐらいでした。
夫婦揃って色々と話をしたり、話を聞かせていただいたり、とても濃厚で実りのある時間でした。
色々考えてチャレンジしておりますが、蓄積された先人達の知恵には遠く及ばないと感じました。
暮らし家も、未来の人達の良い参考になる「先人」となれるよう日々暮らして生きます。
改めて「kiboriya」さん、貴重な時間をありがとうございました。
夫婦そろって大満足な1日となりました。