工事の前に、暮らしから考える。暮らし家が大切にしていること。

暮らしそのものを、一緒に考える会社です。

暮らし家は、鹿児島・姶良で
リフォームや小屋づくりをしている会社です。

でも、最初から

「どこを直しますか?」
「キッチンは何にしますか?」
「どんな間取りにしますか?」

というところだけから話を始める会社ではありません。

今の家で、ちょっと嫌なところ。

逆に、好きなところ。

家族が普段どこで過ごしているのか。

この先、どんなふうに暮らしていきたいのか。

そんな話から始めます。

自分たちが考えている暮らし家の仕事は、

暮らしそのものを、一緒に考えること。

その結果として、リフォームや小屋づくりがあります。


「何を直す?」の前に、「これからどう暮らす?」

家のことを考え始める時、

「古くなったから」
「使いにくくなったから」

というきっかけはもちろんあります。

でも、話をしていくと、

本当に困っていることは別のところにあったり、

逆に、

「ここは意外と好きなんです」

という場所が見つかったりします。

だから、暮らし家ではまず話します。

今の家で何が気になるのか。

何を残したいのか。

家族それぞれがどう過ごしているのか。

これから変わりそうなことは何なのか。

まだ答えが出ていなくても大丈夫です。

むしろ、

まだ分からないところから一緒に考える。

そこがスタートでもいいと思っています。


「これからの暮らし帳」もつくりました

そんな相談の時に使えるように、

「これからの暮らし帳」

というものもつくりました。

家の性能や設備を勉強するための本ではありません。

好きな時間。

落ち着く場所。

今の家で好きなところ。

少し気になること。

これから変わりそうなこと。

そんな、自分たちの内側を少しずつ見ていくためのものです。

44ページありますが、全部埋める必要はありません。笑

気になるページだけでもいいし、

「分からない」

という答えがあってもいい。

暮らしを決めるためというより、

今の自分たちを知るための帳面。

そんな使い方を考えています。


整理して、編集して、設計して、つくる

話した内容を一度整理して、

そこから家を見ていきます。

暮らし家では、この流れを

整理 → 編集 → 設計 → 実装

と考えています。

いきなり図面を描くのではなく、

まず何が必要なのかを整理する。

次に、

何を残すのか。
何を変えるのか。
何を足すのか。

を考える。

その方向が見えてきてから、

間取りや動線、収納、造作、素材などを設計していきます。

そして現場で形にする。

ただ、設計したらその通りにつくって終わり、というわけでもありません。

現場を見て初めて分かることもあります。

材料を実際に見て、

「こっちの方がいいな」

となることもあります。

だから、

考える ↔ つくる

を行ったり来たりしながら進めます。


残す。変える。足す。

暮らし家が家を見る時に、大切にしていることがあります。

それが、

残す。変える。足す。

です。

残す

古いからといって、全部を新しくする必要はありません。

好きな場所。

使い込まれた素材。

昔からある建具。

柱や梁。

家族の記憶が残っているところ。

残したいものには、

その家なりの理由があります。

少し手を入れて残すこともあれば、

そのまま残すこともあります。


変える

一方で、

今の暮らしに合わなくなったところは、

ちゃんと変えます。

動きにくい。

寒い。

暗い。

片づかない。

家族構成が変わった。

昔は使いやすかったけど、今は使いにくい。

暮らしが変われば、

家に必要なものも変わります。

残すことが正解でもないし、
新しくすることが正解でもない。

今の暮らしに合っているか。

そこを見ます。


足す

そして、

今の家だけでは足りないものは、

足すという方法もあります。

収納を足す。

造作を足す。

新しい居場所を足す。

そして時には、

庭に小屋を足す。

自分たち自身も、小屋のある暮らしをしてきました。

物を置く場所だったり、

作業する場所だったり、

子どもたちが遊ぶ場所だったり。

友達が来て宿題をしたり、

ご飯を運んで子どもたちだけで食べたり。

家のすぐそばだけど、

少しだけ離れている。

日常の中にある、ちょっとした非日常。

そんな場所にもなりました。


母屋に、全部を背負わせなくてもいい

家のことを考える時、

どうしても「家の中」だけで解決しようとしがちです。

収納が足りなければ、

家の中に収納を増やす。

趣味の場所が欲しければ、

どこかの部屋をつぶす。

仕事場が欲しければ、

間取りを変える。

でも、

母屋に全部を背負わせなくてもいい。

という考え方もあります。

庭や小屋まで含めて、

敷地全体で暮らしを考える。

そうすると、

家の中を大きく変えなくても、

暮らし方が変わることがあります。


工事をしない、も答えのひとつ

相談したからといって、

必ず工事をしなければいけないわけではありません。

今やる。

もう少し考える。

今はやらない。

別の方法を探す。

話してみた結果、

「今はまだ工事しなくていいね」

となることもあります。

それもひとつの答えだと思っています。

家は長く付き合っていくものなので、

無理に答えを急ぐ必要はありません。


愛される家は残る

自分たちが家に関わる時、

新しくすることそのものを目的にはしていません。

全部きれいにして、

全部新しくして、

完成写真を撮って終わり。

ではなく、

その先に実際の暮らしがあります。

物が増えたり、

植物が育ったり、

家具の位置が変わったり、

子どもが大きくなったり。

そうやって家は、

また少しずつ変わっていきます。

だから大事なのは、

この家を、これからも好きでいられること。

好きな家は、

手を入れながら使われていく。

誰かに引き継がれることもある。

残したいと思われる家になる。

自分たちは、そんな意味で

「愛される家は残る。」

と考えています。

まだ何をするか決まっていなくても大丈夫です。

「なんとなく今の家が気になっている」

くらいのところからでも、

一緒に整理していきます。

暮らし家
鹿児島・姶良

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