屋久杉のボールペン

お世話になっております。
屋久杉の年輪の細かさと、独特な匂いに驚いている暮らし家の橋口です。

先日小屋を建てさせていただいたお客様ですが、実は小屋の中でボールペンを作っています。
しかも材料は「屋久杉」です。

工芸品やお土産コーナーなどで製品になった屋久杉を見たことはありましたが、加工される前の屋久杉を見たのは初めてでした。

まず驚いたのは、その年輪の細かさです!
鹿児島は南国なので木の成長が早く、年輪の間隔が寒冷地に比べて広いです。寒い地域に行けば年輪の幅は狭くなりますが、屋久杉は寒冷地の木材よりも年輪の間隔が狭い!

次に驚いたのが「匂い」です。
今まで色々な木の匂いを嗅いできましたが、初めて嗅ぐ匂いでした。
もちろん杉の匂いに似ていますが、もっと匂いが強くて人を癒してくれる匂いです。

屋久杉を採ることは現在では禁止されていますので、今ある屋久杉を使うしかないということです。
樹齢1000年を超えていないと屋久杉とは呼べないので、かなり貴重な物らしいです。
そのため樹齢1000年以下の屋久島産の杉を、屋久杉として売っている人もいるみたいですよ。

怖いですねー。

それだけ貴重な屋久杉ですので、小さい切れ端も捨てずに大切に保管されていました。
屋久杉に限らず、物は大事にした方が良いですね。

暮らし家としても早速ボールペンを2本注文してきました。(2人組なので)

会社に勤めながらの制作ということで、まだホームページなどはありません。
ご興味のある方は、暮らし家までご相談下さい。
金額も、ものすごく高いわけではありません。

仕上げも、
・素材のまま
・蜜蝋仕上げ
・ガラス塗料
などの中からお選びいただけます。
その他の塗料も塗装可能だと思いますが、事前にご相談いただければと思います。

世界には様々な木があり、それぞれの特徴があります。

暮らし家は無垢材を使うことが多いので、今後も色々な木を使っていきたいと思います。

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